ライティング入門③「執筆ガイドライン」

WEBライティング入門③


内部向けの勉強会材料です。

ここでは、コンテンツ・マーケティングに関する基本的な内容をお勉強します。

第一回は「キーワード選定」について、第二回は「コンテンツの企画」についてでした。

第三回目の今回のテーマは「執筆のガイドライン」についてです。

統一感を持ってコンテンツの管理をしていくために、最低限のルールを決めておくと助けになるでしょう。

ライティングのガイドライン作成の要所


事前に決めておくと良いポイントは、以下の4つがある。

  ①ターゲットは誰か

・ コンテンツを作っていく中で、誰に向けての情報なのかを明確にすることが重要。

・ ターゲットの属性によって、コンテンツの内容、使う言葉が変わってくる。

・ 自分(自社)が発信したい情報ではなく、ターゲットが求めるであろう情報を発信することを再度明確にする。

  ②目的は何か

・ 何のためのコンテンツなのかを明確にする。

・ 理解してもらうことが目的なのか、アクションを起こしてもらうことが目的なのか。

・ 目的によって、ライティングの構成、文章のトーンなどが違うはず。

  ③文体、表記の統一

・ 「ですます」調か、「である」調か。

・ アルファベットや数字は半角か、全角か。

  ④キーワードに合わせた言葉・表記

・ 例えば、「おしゃれ」、「オシャレ」、「お洒落」、どれを使うか。

・ 検索ボリュームを参考に、SEOで狙いたいキーワードに統一するのがセオリー。

・ ターゲットによって、読みやすさや伝わりやすさを考慮したほうがベターな場合もある。

  メディアポリシーは「コカ・コーラ社」を参考に

最低限のガイドラインから発展させて、メディアポリシーまで作ると、さらに良い。

素晴らしい例として有名なのは、コカ・コーラ社のソーシャルメディアガイドライン。

管理するウェブサイトが大きくなってからではなく、はじめにガイドラインを作成しておくと、目的からの逸脱が少なくなり、あとからの軌道修正が抑えられる。遠回りに見えるが、まさに、急がば回れ。


(本日の教科書)

SEOに強い Webライティング 売れる書き方の成功法則64』ふくだたみこ