
目次
WEBライティング入門②
内部向けの勉強会材料です。
ここでは、コンテンツ・マーケティングに関する基本的な内容をお勉強します。
前回は「キーワード選定」についてでした。
今回のテーマは「コンテンツの企画」。
何を書けば良いか考えるときのヒントとなる考え方や事例についてです。
検索エンジンが評価するコンテンツとは
コンテンツ・マーケティングでは、良質なコンテンツを提供して、WEBサイトの集客力を高める。
では、どういったコンテンツが良質で価値があり、検索エンジンに評価されるのか。
検索する人と検索エンジンの立場で考えると、そのポイントが分かりやすい。
ポイント1:オリジナルのコンテンツか
検索する人は、検索結果から様々な情報を比較検討し、収集したいはず。
検索結果に同じ内容が並ぶとそれができないので、複製したような内容のコンテンツは評価が低く、検索上位に上がってこないようになっている。
そのWEBサイトならではのオリジナリティが分かるコンテンツが、良質なコンテンツとして評価される。
ポイント2:有益な役立つコンテンツか
Googleなどの検索エンジンを提供する企業は、検索サービスを多くの人に使い続けてもらうために、検索結果でユーザーが探している情報を的確に表示したいはず。
ほしい情報に答えられている、ユーザーにとって役立つ情報コンテンツは、良質なコンテンツとして評価され、上位表示されるようになっている。
コンテンツ・マーケティング「コンテンツ企画」の具体例
オリジナリティの出やすい有益なコンテンツの企画ジャンルとして、以下の4つがある。
①事例紹介
商品の説明だけでなく、具体的な例を紹介していく。
例えば、会計ソフトの販売であれば、ソフトの機能説明だけでなく、実際にソフトを導入している会社の例を紹介する。
・ B/A(導入前と導入後)で、どんな変化があったか。
・ 導入して、どんなメリット・デメリットがあったか。
制作事例や成功・失敗事例、食品であればレシピ、アパレルであれば着こなし例など、実体験に紐づく事例の紹介はオリジナリティがあり、商品を検討する顧客にとって役立つ情報となる。
②取材記事
現場に行って、実際に体験したり、インタビューして生の声を拾ったりして記事にする。
・ 社内の別部署や取引先、イベントなどに足を運ぶ。
・ お客様インタビュー、社長インタビュー、スタッフインタビュー、取引先インタビューなど。
・ その道の専門家を取材できると権威付けにつながる。
③お客様の声、体験談
顧客から頂戴した声や質問は積極的にサイトに掲載していく。
・ 特定のユーザーの声はオリジナリティがある。
・ 商品を検討中の人の参考になる役立つ情報。
・ 多くの声を見やすく整理して載せられると良い。
④店長ブログ、スタッフブログ
単なる日記にせず、キーワード選定で選んだ「SEOキーワード」を絡めた内容にする。
・ 顧客が再訪したくなるような専門性と領域の幅のある内容を目指す。
・ 顧客を育てる、ファンを育てるようなコーナーを意識する。
コンテンツ企画の具体例
<食品販売(青汁)の例>
・ 「青汁の美味しい飲み方」
・ 「青汁の成分について」
・ 「青汁ランキング」
・ 「青汁の歴史」
・ 「ケールって何だろう」 などなど。
<不動産の例>
・ 「不動産売却の基礎」
・ 「費用とお金の講座」
・ 「知っておきたい不動産用語」
・ 「住み替えについて」
・ 「相続について」 などなど。
(本日の教科書)
『SEOに強い Webライティング 売れる書き方の成功法則64』ふくだたみこ