
目次
WEBライティング入門①
内部向けの勉強会材料です。
ここでは、コンテンツ・マーケティングに関する基本的な内容をお勉強します。
今回のテーマは「キーワード選定」の考え方についてです。
コンテンツ・マーケティングの下準備
コンテンツ・マーケティングとは、ターゲットの顧客にとって価値のあるコンテンツを提供していくことで、WEBサイトの集客力を高めて売上げにつなげるマーケティング手法。
では、どういったコンテンツを作っていくかを考えるときの準備としてやるのが、キーワード選定。
キーワード選定とは、どんなキーワードでSEOをしていくか(検索の上位表示を狙っていくか)決める作業。
コンテンツ・マーケティング「キーワード選定」のポイント
キーワード選定の3C分析
3C分析とは、「Customer(市場・顧客)、Competitor(競合)、Company(自社)」の3つの視点から分析するフレームワーク。
この3C分析がキーワード選定でも応用できる。
◯ 市場・顧客(Customer)
ウェブサイトに訪れてほしい人が、どういったキーワードで検索しそうかを考える。
◯ 競合(Competitor)
いわゆる「ビッグワード」、定番のキーワードは大手企業たちが検索上位を独占していることが予想される。競合の状況も勘案してキーワードを考える。
◯ 自社(Company)
コンテンツ・マーケティングでは、継続的にオリジナルコンテンツを作っていく必要がある。そのための知識やノウハウ、事例など、どういったものがあるか考える。
ロングテール・キーワードを絡める
ロングテール・キーワードとは、検索数のグラフのシッポの部分、つまり、検索数の少ないキーワードたちのこと。
ロングテール・キーワードは検索数が少なく、競合も少ないことが多いので、SEOで上位表示されやすい。
ビッグワード単体では、大手と競合して結果が出ないので、ビッグワードにロングテール・キーワードを絡めた複合キーワードを狙う(例えば、「”化粧水”」単体ではなく、「”化粧水” ”エイジング”」のような複合キーワード)。
検索意図、検索シーンを想像する
検索には、「調べたい」、「知りたい」、「買いたい」などの検索意図がある。
検索意図は、大きく「調べるワード」と「買うワード」に分類される。
◯ 調べるワード
・ 「調べたい」、「知りたい」などの意図。
・ 「とは」、「意味」、「スペル」などのキーワードと一緒に検索される。
・ 検索数は多い。
・ 調べて終わりで、購入につながりにくい。
◯ 買うワード
・ 「買いたい」、「修理したい」などの意図。
・ 「送料無料」、「即日」、「安い」などのキーワードと一緒に検索される。
・ 検索数は少ない。
・ 購入につながりやすい。
キーワード選定のときは、検索シーンを思い浮かべ、検索意図まで考慮して検討する。
(本日の教科書)
『SEOに強い Webライティング 売れる書き方の成功法則64』ふくだたみこ