くまもと公園図鑑
この記事では、熊本県立総合体育館の付随情報として、Bリーグの熊本ヴォルターズの試合会場になった際のアリーナの様子を紹介します。
座席案内図
熊本ヴォルターズのホームゲーム開催時の大体育室の座席図。
座席区分と見え方
コートサイド指定席
- コートを横向きに見るコートサイド席。
- コートに最も近く、ドリブル時のボールの振動まで感じられる迫力の特別席。
コートエンド指定席
- コートを縦向きに見るコートエンド席。
- ベンチやリングに近く、一眼レフのカメラを持つような写真を撮りたいブースターに人気の特別席。
1階ベンチ向い指定席
- コートサイド席の後方の雛壇になった1階のスタンド席。
1階ベンチ後ろ指定席
- ベンチすぐ後ろの雛壇になった1階のスタンド席。
- 野球の外野スタンドのような熱い応援団が主に陣取る席。
1階コートエンド後ろ指定席
- コートエンド席の後方の雛壇になった1階のスタンド席。
2階指定席
- コートを囲むように四方にある2階スタンド席。
- 1階と2階の席は動線が別で、つながっていない。
車いす指定席
- 1階はコートサイドの角、2階はコートエンド側の上段に、それぞれ車いすスペースがある。
座席選びのヒント
入口と座席レイアウト
熊本県立体育館は、1階席の入場口がメインスタンド側の中央にあります。
つまり、1階メインスタンド側の中央は、コートサイド席があって、その後方に入場口があって、その上に2階スタンド席があるという並びになっています。
人気の座席になるはずの1階スタンド席中央のエリアが無いレイアウトになっているのは、このアリーナの弱点だと思います。
こうした体育館の特徴を考慮すると、コスパが良く、試合も見やすいオススメの席は、2階席のメインスタンド側中央の最前列です。
まず、演出やパフォーマンスは、メインスタンドを正面にして行われるので、試合観戦の全てを味わい尽くすには、メインスタンド側での観戦がオススメです。
そして、できるだけ真ん中に近い座席のほうがバランス良く見やすいのですが、1階の雛壇席は中央に無いので、2階席の最前列が特等席になります。
チケット代を気にしなければ、コートサイド中央の席という選択肢もありますが、コートサイド席は埋まっている場合も多いので、コスパも勘案し、狙い目は2階席中央のエリアとなりました。
初心者のミス
初めてのBリーグ観戦で座席を選ぶときの注意点、ルーキーミステイクがあります。
それは、相手チーム側のスタンドで席を取ってしまうことです。
1階席で空席を探していたら、「こっち側の席、結構空いてるじゃん」となり、席を確保して当日行ってみると、周囲は違う色の応援グッズを身につける人ばかり。
周囲が気になって、思いっきり楽しめるような体験ではなくなってしまいます。
これを避けるために、席を選ぶ際、確認したいのは、どっち側が自分の応援したいチームのベンチかということです。
それぞれのチームの応援団は、まずベンチ後方の座席エリアに陣取ります。
席に余裕のある試合では、相手チームのベンチに近い席は避けながら席を選ぶことをオススメします。
快適な観戦のために
実際に、熊本県立体育館で試合観戦をして感じた注意点としては、観客席の椅子が硬めだということがあります。
コートサイドやコートエンドの特別席は少しクッションのある椅子ですが、それ以外の席は、長時間座っていると、腰回りが疲れるような硬い座席でした。
試合前の演出から試合後のセレモニーまで楽しむと、3時間半ほどの滞在になります。トイレなどで離席しても、結構な時間を座って過ごすことになります。
お尻や腰が痛くなりやすい人は、簡易的な座布団になるようなものを持参すると、より快適に試合観戦ができると思います。