押戸石の丘の施設

  管理事務所

・ 受付で入場料200円を払う。

・ 受付の隣は休憩スペースになっていて、映画『進撃の巨人』の撮影の際に撮られた写真が展示されている。

  遊歩道

・ 草原の中に木屑で舗装された遊歩道。丘を回って登るように400ｍ~500ｍほど続く。

  押戸石の巨石群

はさみ石

・ 夏至には、この岩の間から陽が昇り、冬至は、この間に陽が沈むという。

・ 「嘘つきは、この岩の間を通ろうとすると挟まれる」という言い伝えもあるとか。

鏡石

・ シュメール文字が刻まれた石ということで、蛇神と聖牛の文字がはっきり刻まれているらしいが、はっきり分からず。

太陽石

・ 「鬼のお手玉」や「キングスライム」の愛称を持つ、高さ5.5ｍ、周囲15.3ｍの巨石。

  押戸石の丘

・ 巨石群のある丘からは、雄大過ぎる阿蘇の風景が一望できる。

  草原の道

・ 巨石群の先に続く道を進むと、丘を下りて遊歩道の入口に行くことができる。多分、こっちのほうが近道。

  トイレ、休憩場所、自販機

・ トイレは仮設トイレが設置されている。

・ 自販機は無いが、管理事務所で若干の飲み物が販売されていた。

・ 休憩場所は、駐車場の隣の芝生広場にテーブルと椅子が置かれたスペースがある。

押戸石の丘の場所

  アクセス

・ 熊本県阿蘇郡南小国町中原（Googleマップ）

・ 要所に案内の看板があるので、道は分かるが、なかなかの山道で、離合が難しいような場所も少なくない。

  駐車場

・ 駐車場は20台程度のスペースがある。

・ 駐車料金は無料。

押戸石の丘の感想

  野焼きに注意

押戸石の丘は、映画『進撃の巨人』の撮影地で、映画の中の自然豊かな風景がそのままあるような場所です。

売りは、神秘的なパワースポットとしてブランディングされた珍しい巨石群のようですが、それよりも、その丘の周囲360度に広がる阿蘇の草原と山々が美しく魅力的でした。

そんな押戸石の丘を観光する際の注意点を2点。

1点は、押戸石の丘は大自然の中なので、綺麗なトイレがありません。

仮設トイレはありますが、それは緊急時の備えと考え、用は済ませてから押戸石の丘へ向かうことをオススメします。

そして、もう1点は、阿蘇の野焼きシーズンです。

春に行われる野焼きで、魅力である緑の草原が、茶色の焼け草の草原になっている時期があります。

以前、4月頃に訪れたときは、残念な感じでした。

押戸石の丘へ向かう道で、野焼き後の草原の状態が見られるときは、細い道に入る前に、行き先を変更したほうが良いでしょう。