しが公園図鑑
この記事では、滋賀ダイハツアリーナの付随情報として、Bリーグの試合会場になった際の座席や会場演出を紹介します。
目次
座席区分と見え方
座席図
- 1階席は可動席だけでなく、仮設の雛壇に椅子を並べたりして、会場を目一杯に使って席を増やしてある。

フロア席
コートサイド
- コートサイド席は2列で雛壇になっている。
- 前列は、前にデジタルビジョン装置があるので少し圧迫感があるが、後列は足が伸ばせるくらい余裕がある。

コートエンド
- コートエンド席は2列だが、雛壇になっていなかったので後列は見えづらい。
- コートエンド席の後方にも、雛壇に折り畳み椅子が並んだフロアエンド席が3列ある。
- フロアエンド席は1列目と3列目は段差があるが、2列目は1列目と同じ雛壇で段差が無く見えづらい。

ベンチサイド
- ベンチ横の特等席エリアは2列で雛壇になっていた。

ベンチバック
- ベンチすぐ裏にも、雛壇に椅子が並べられた特等席がある。
- ベンチとの距離が近く一体感がある上に、大きい選手たちの後ろでも見やすい工夫がされている。

1階席
- 1階スタンド席は、サイド側はコートと近く、エンド側は前方のスペースが広くコートと遠い。
- バックスタンドの後方にLEDビジョンがあるので、それが見えるように最後列は座席を潰してあった。


2階席
- 2階のバックスタンドは、LEDビジョンが設置されている関係で見えづらいエリアがあって、最前列の一部は空席になっていた。


滋賀レイクスのゲームレポート
選手入場
- 試合開始50分前になるとオープニングムービーが流れ、その日の選ばれたファンによる花道ができて、ホームの選手が入場してくる。
- ホームチームの登場後に、アウェイチームが一斉に入場。両チームはオンコートアップに移る。

見どころ解説
- アリーナMCがユースチームのコーチをインタビューしながら、前回の試合の振り返りや今日の見どころの解説があった。

ルール紹介
- コート上でウォームアップが続く中、大型ビジョンではバスケットボールやBリーグのルール説明が流れる。
- コミカルでありながらも、丁寧で分かりやすく、良くできた映像だった。

応援練習
- 試合開始20分前くらいになると、会場にチアが散らばり、応援練習がある。

スターティング5紹介
アウェイチーム
- 試合開始8分前ぐらいになると、アウェイチームのスタメンが紹介される。
- アウェイチームの紹介でも暗転して、スポットライトが当たる。

レイクスチアリーダーズ
- ホームチームの選手紹介前に、レイクスチアリーダーズのパフォーマンスがある。
- インラインスケートを使い、フィギュアスケートのように滑るパフォーマンスは一見の価値がある。


ホームチーム
- ホームチームの選手は、スタメンだけでなく、ロスター全員を紹介する。

訪れた感想

滋賀レイクス仕様のダイハツアリーナは、コートを囲むようにLEDビジョンが付けられ、その全てのビジョンが会場演出と連動していました。
音響やライティング環境が整い、チアのパフォーマンスは素晴らしく、グッズやルールなどの紹介映像はコミカルで楽しい、素晴らしい観戦体験でした。
Bリーグクラブの専用アリーナのような施設に比べると、新設の公共施設という雰囲気は拭えませんが、会場の演出やオペレーションはビッグクラブに負けないと思います。
非常に印象に残る会場でした。
Bリーグの中堅以下のクラブは、視察に行ってお手本にすべき試合会場です。