目次
基本情報
- その昔、景行天皇が九州巡行の際に、三日月型の砂紋の美しさのために御輿(みこし)を止めたという伝説が地名の由来。
- 干満の差が日本一と言われる有明海で、干潮時に風と波が作り上げる自然の彫刻が三日月型の砂紋として、海岸線約10㎞にわたり現れる。
- 日本の渚百選。
- 日本の夕日百選。
御輿来海岸のアクセス
場所
- 熊本県宇土市戸口町(Googleマップ)
- 撮影スポットの駐車場近くの道は、離合も厳しいような狭さのところが多い。みかん畑に上る細い道という感じ。
駐車場
- 駐車場は、20台ぐらいの駐車場に、つめつめで25台ぐらい駐車する感じだった。
- この日は干満のタイミングが良い日で、14時ぐらいから満車状態だったという話。
- 駐車料金は無料。
御輿来海岸の施設
展望デッキ
- 駐車場の前には展望デッキがある。
- 「展望デッキの下に三脚を立てて、撮影するんだなー」と、不思議に思ったら、展望台は三脚撮影禁止だった。
休憩場所
- トイレは、仮設トイレが駐車場の隅にある。
- 自販機は見当たらず、売店のような場所も特になかった。
- 腰掛ける場所は、展望台に少しある程度。常連さんらしき人は、レジャーシートや折りたたみの椅子を持ってきて、日が沈むのを見ていた。
見える景色
絶景タイム
- 晴天で、干潮時と日の入りの時刻が重なるときにしか、絶景の夕日は見られない。
- 宇土市観光物産協会のウェブサイトでは、干潮の時刻と日の入りの時刻を一覧表にして掲載している。
- この日は水平線のほうに雲があり、いわゆる『だるま夕日』にはならなかった。
- 撮影に来ていた人たちは「今日はダメだったね」と話していたが、初めて来た人間的には、十分に感動を味わう。
訪れた感想
御輿来海岸は、日本一の干潟の絶景スポットです。
近くで話していた東京のカメラマンが、「こんな自然現象が見られる場所は、世界でも稀なのではないか」と話していました。
そんな熊本の誇る絶景スポットですが、少しモッタイナイ場所だなと思いました。
観光地ではなかった高台に展望台を建てて、即席の観光地にしている感じで、整備が追いついていないように見えました。
トイレの整備
まず、トイレは整備しないと、観光地として売り出す場所としては不十分な気がします。
そして、トイレの前には、自販機があると良いですね。
駐車場とアクセス(道)の整備
トイレと共に、駐車場とアクセスを改善できると、外国人観光客も訪れるような場所になるのではないかと思います。
高台に上る手前の駐車場から、歩いて展望台まで行く人もいたので、例えば展望台の駐車場は有料化して、麓の無料の駐車場から歩くように促すとか。
撮影シーズンに限り、上の駐車場は有料の完全予約制にするとか。
道を広くしたり、駐車場を増やしたり、ハード面が難しければ、ソフト面の工夫も織り交ぜて改善してほしいなと思います。
もっと投資すべきスポット
さらにお金があって、開発が自由にできるなら、公園にしてしまって、撮影場所ももう少し整備してあげると、理想的かもしれません。
写真は言語に関係なくシェアできるので、御輿来海岸のように写真映えする場所は、観光地としてまだまだ伸びしろがあると思います。
御輿来海岸は、もう少し投資すれば良いのになという素晴らしいスポットです。