基本情報
- 滝の裏側が広く、対岸まで歩いていくことができることから「裏見の滝」と呼ばれ、裏側から見る滝は「水のカーテン」とも呼ばれる。
- 滝の大きさは、幅が約20m、高さが約10m。滝の裏側は、幅が約45m、奥行が約13m。
- 約9万年前、阿蘇の大噴火の火砕流の熱と圧力で硬い岩の層ができ、その下にあった柔らかい地層が、長い歳月をかけて侵食され、現在の形になったと考えられている。
鍋ヶ滝のアクセス
場所
- 熊本県阿蘇郡小国町黒渕(Googleマップ)
駐車場
- 駐車場の収容台数は50台程度。
- 駐車料金は無料だった。
鍋ヶ滝の施設
入場口
- 鍋ヶ滝の営業時間は、9時から17時(最終入園16時30分)。
- 入園料は大人300円、中学生以下150円、未就学児は無料だった。
- 入口近くでお出迎えしているのは、くまモンと小国町のゆるキャラのおぐたん。
園路
- 駐車場のある入場口から川岸まで森の中を下りて行く。
水のカーテン
- 滝の周辺は、足元が滑らないように工夫されている箇所もあるが、基本はワイルドな感じ。
- 滝裏の洞窟の中は、水がポタポタなっているところがあるので、滝のしぶきも含め、やや濡れる覚悟が必要。
休憩所
- 鍋ヶ滝の入口には、売店と休憩所があって、売店の隣にトイレがある。
訪れた感想
水量で変わる表情
鍋ヶ滝は、松嶋菜々子さんが出演したKIRIN生茶のCMで有名になって以来、熊本県内でも有数の観光スポットです。
駐車場から森を下りる綺麗な階段が整備されていますが、滝の周辺は自然の景観を活かしたままで、滑りやすくなっているので、足元には注意が必要です。
そして、もう一つ気に掛けると良さそうなのが、天気です。
悪天候や河川の増水で臨時休園になることがあるほか、当日は晴天でも、前日に雨が降って水量が増えていると、「水のカーテン」が分厚い「水の壁」のようになっていることがあります。
鍋ヶ滝は滝の間近まで行けるので、水量が増えると恐怖を覚えるほどの迫力で、それはそれで見所ですが、「水のカーテン」と呼ばれる優しい雰囲気とは別物です。
持ち前のカーテン感を味わうならば、一週間ぐらい雨が降っていないようなタイミングがオススメです。