熊本県内の神社仏閣に訪れ、写真中心に施設のポイントをまとめていきます。
この記事では、老神神社の施設やアクセス情報などを紹介します。
目次
老神神社のアクセス
場所
・ 熊本県人吉市老神町(Googleマップ)
・ 国道445号線から中川原公園を過ぎて球磨川を渡ったところ。入口がやや分かりづらいが、道は整備されている。
駐車場
・ 駐車場は境内に入ったところにある。
・ 駐車料金は無料。
神社情報
・ 御祭神は、ニニギノミコト、コノハナサクヤヒメノミコト、ヒコホホデミノミコト、トヨタマヒメノミコト、ホスセリノミコト、ホデリノミコト。
・ 西暦807年に鎮座。
・ 社殿は国指定の重要文化財。
老神神社の写真ギャラリー
鳥居
八角形の石燈籠
・ 参道の真ん中にある石燈籠。神域との結界を示しているという。
拝殿
・ 拝殿と神供所が横並びで一緒になっている。
本殿
・ 覆屋の中にある本殿。
老神神社会館
・ 社務所兼公民館のような建物。その前には御神木もある。
天満宮
・ 学問の神。
弁財天社
・ 芸能の神。
稲荷神社
・ 商売の神。
淡島神社
・ 健康の神。
トイレ、自販機
・ トイレは、老神神社会館の横に付いている。
・ 自販機は見当たらなかった。
訪れた感想
人吉城のお膝元
老神神社は、相良一族が産宮として信仰してきた神社で、人吉城跡から川を挟んですぐの場所にあります。
国の重要文化財に指定される社殿は、江戸時代前期に、相良20代藩主の相良長毎によって建てられ、本殿内外は漆塗りで、彫刻に彩色を施し、豪華な造りになっているということでした。
それに加えて興味深かったのは、参道の真ん中に建つ八角形の石燈籠です。
この燈籠の配置は、京都や奈良の神社仏閣で見られるものと同じで、人吉球磨地域では他に例のない珍しい様式ということでした。
老神神社は、相良一族との関係が深い神社ということで、鎌倉から幕末の約670年続いた相良氏の統治時代に生まれた独特の文化が垣間見える場所の1つなのかもしれません。