熊本県内の神社仏閣に訪れ、写真中心に施設のポイントをまとめていきます。
この記事では、本妙寺の施設やアクセス情報などを紹介します。
本妙寺のアクセス
場所
・ 熊本市西区花園4丁目13−1(Googleマップ)
・ 県道1号線から入ってすぐの場所に駐車場があるが、本妙寺周辺は狭い道が多い。
駐車場
・ 駐車場は大本堂の近くと、浄池廟の裏にそれぞれ10台程度ずつのスペースがある。
・ 駐車場は参拝者専用のため、17時から8時までは閉鎖される。
神社情報
・ 肥後熊本藩の初代藩主で、熊本城を築城した加藤清正公が祀られる菩提寺。
・ 寺格は「六条門流九州総導師」の特別寺格が与えられている。
本妙寺の写真ギャラリー
仁王門
・ 仁王門は、震災の影響で通行禁止になっていて、迂回するようになっていた。
参道
・ 仁王門の先には、お寺が両側に並ぶ参道が続く。
本妙寺大本堂(勅願道場)
・ 建物は西南の役で焼失。10年に渡る工事の末、1894年(明治27年)に落成したという。
胸突雁木(むなつきがんぎ)
・ 100m以上はありそうな長い坂の中央に灯籠が並ぶが、その灯籠は坂の上から巨大な鉄球でも転がしたかのように、倒壊していた。
中門
・ 階段を上がった先には、浄池廟の門。
・ 門前には、明治時代から続くという民宿「廣嶋屋」と、茶店の「明屋」がある。
宝持館
・ 門前にある手水舎は、特別な日を除いて使用を中止しているというレアなもの。通常は、中門を潜ってすぐにある手水舎を利用する。
・ 手水舎の後方にあるのが、加藤家、細川家にまつわる文書や書画などを約1,400点収蔵するという宝持館。
・ 土日祝日のみの開館で、営業時間は9時~16時30分。
・ 入館料は大人300円、大学・高校生200円、小・中学生100円。
浄池廟拝殿
鐘楼
・ 大晦日に除夜の鐘つきが行われる鐘楼。
浄池廟本殿
・ 本殿にも、賽銭を入れてお参りできる場所がある。
栗毛堂
・ 加藤清正公の栗毛の愛馬。
論語猿
・ 加藤清正公が飼っていた猿。論語にまつわるエピソードがある。
金宦之墓
・ 加藤清正公の没後に切腹し、殉死した清正公の近侍だった人物の墓。
本妙寺公園(加藤清正銅像)
・ 駐車場のほうから浄池廟の裏山を上がると、加藤清正公の銅像が立つ本妙寺公園がある。
トイレ、自販機
・ トイレと自販機は、駐車場の近くにそれぞれある。
訪れた感想
清正公の遺言
本妙寺は、加藤清正公のお墓を守るために、熊本城内から今の場所に移転してきたそうです。
お墓が、なぜこの場所だったかと言うと、清正公の遺言が、自身の築いた熊本城に相対し、天守閣と同じ高さの地に葬ってほしいということだったので、この高台になったようです。
建物全体が清正公のお墓という浄池廟の周囲には、飼っていた猿や愛馬のお堂、主君を追って切腹した家臣のお墓などがあり、清正公を守っているようでした。
大本堂近くの駐車場と比べると、道は分かりづらいですが、浄池廟にも駐車場があるので、140mほどある胸突雁木を登るのが辛い方は、浄池廟の駐車場を利用すると良さそうです。