蘇陽峡（長崎鼻展望台）山都町のグランドキャニオン

蘇陽峡のうんちく

○ 阿蘇の南外輪山に連なる高原を五ヶ瀬川が長い年月をかけて削り取り、形づくられた。

○ 高さ約200ｍの絶壁が14kmほど続く日本では珍しいU字谷渓谷。

○ 日本渓谷百選。日本紅葉百選。新くまもと百景。

・駐車場から展望台まで200ｍほどの散策。

・展望台の下に階段があって、散策コースへと続いている。

・散策コースへ進む人の流れがあったので行ってみる。

・手前のほうに展望所があるものの、ぐるぐる谷を下っていくだけで見所が分からず、途中で引き返した。

・トイレは駐車場の階段下に男女兼用のものがある。

・自販機は見当たらない。

・腰掛けられる場所は、展望台に若干ある程度。

・ 2017年11月中旬は、紅葉の見頃より少し早いようだった。

・左手側の遠くには、阿蘇五岳の高岳と根子岳っぽい山が見える。

・下の展望所からの眺めは、そうでもない。

・展望所の先の小さな水門がある坂道のほうが見所っぽい。それ以上、先に進んでも絶景はなさそう。

・熊本県上益城郡山都町長崎（Googleマップ）

・宮崎との県境のかなり山深い場所のわりには、道は整備されている感じ。途中一部に、離合が難しい場所がある程度。

・駐車場の収容台数は40台程度。

・駐車場の手前の道沿いにも、多いときは駐車場になりそうなスペースがある。

・駐車料金は無料。

蘇陽峡を一望できる長崎鼻展望台は、駐車場から程よく離れていて、その絶景を短めの散策路と展望台から楽しめるようになっていました。

ただ、展望台から先の散策コースは、案内が不十分な感じで見所が分かりづらく、結構なウォーキングになるので、気軽な観光には向かないなと感じました。

ハイキングや山歩きをするつもりで訪れた人は、時間をかけて歩くと気持ちが良い場所のようですが、紅葉や絶景を楽しみに来た人は、展望台で風景を楽しめば、下まで散策する必要はなさそうです。

蘇陽峡は、その雄大さから「九州のグランドキャニオン」とも呼ばれるそうですが、グランドキャニオン感は薄いなと思いました。