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千巌山展望所のうんちく
○ 天草島原の乱のときに天草四郎がこの山頂で出陣の祝宴を張り、杓子で酒を酌み交わしたという言い伝えから、昭和8年頃までは「手杓子山」と呼ばれていた。
○ 高舞登山と共に、国指定の名勝になっている。
千巌山展望所の施設
展望広場
・ 広場の横に展望所があるが、震災の影響か、立ち入り禁止。
山頂展望所
・ 山頂展望所には、「天草四郎が腰掛けた」とされる岩の案内があるが、どの岩のことかはっきり分からず。
キリシタン殉教の丘
・ 駐車場近くには、キリシタン墓地がある。
トイレ、休憩場所、自販機
・ トイレは展望広場と、駐車場の隣の休憩所の裏にそれぞれある。
千巌山展望所の眺め
・ 展望広場からの眺め。立ち入り禁止なので、展望所の外から精一杯眺める。
・ 山頂展望所からの眺め。こうして見てみると、天草は海のイメージだけど、山も多いことが分かる。
千巌山展望所の場所
アクセス
・ 熊本県上天草市松島町合津(Googleマップ)
・ 山に入るが、道は整備されていて行きやすい。
駐車場
・ 大型バス5台、普通車20〜30台ぐらいの駐車スポットを持つ広い駐車場がある。
・ 駐車料金は無料。
千巌山展望所の感想
険しさの違う2つの道
千巌山展望所は、中腹の駐車場から300mほど山道を歩いて展望所まで行きます。
山頂の展望所まで行くのに、直接、山頂展望所に行くコースと、展望広場を経由して山頂展望所に行くコースがありました。
どちらの道から行くか迷うと思いますので、少しだけアドバイス。
<展望広場を経由するコース>
展望広場を経由して山頂に行くコースのほうは、緩やかで広い道なので、歩きやすいです。体力にあまり自信ないなという方はこちらがオススメです。
<山頂展望所へ直のコース>
直接、山頂展望所へ登っていくコースは、やや険しく狭い道を通ることになります。ただ、こちらの道のほうが、岩の間を通るようなところがあったりして、歩いていて面白いです。
奇岩怪石が多いことから、「千巌山」の名が付いたというその風景を垣間見ることができるコースかもしれません。
どちらのコースでも、展望所までの距離が300m近く離れるのは、山道ということもあり、「少し歩くな」という印象です。
駐車場までの車でのアクセスは良いですが、駐車場からは、ちょっと頑張って歩くつもりで、天草の絶景を探しに行ってみてください。