コラム クラクラ編集部

食事とアルコールを楽しめる映画館「プレミアム・ダイニング・シネマ」@キャナルシティ

プレミアムダイニングシネマ


2016年4月にキャナルシティの映画館「ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13」にオープンした、映画を鑑賞しながら本格的な食事を楽しめるという新スタイルの映画館「プレミアム・ダイニング・シネマ」に行ってきました。

席のタイプが「カジュアルシート」と「ラグジュアリーシート」とあるのですが、次はいつ来るか分からないので、奮発して「ラグジュアリーシート」を体験してきました。

カジュアルシート

料金:2,800円(1,000円分の飲食券付き)

カジュアルシート
引用元: UNITED CINEMAS ウェブサイト ( http://www.unitedcinemas.jp/dining_cinema/ )

ラグジュアリーシート

料金:3,800円(1,500円分の飲食券付き)

ラグジュアリーシート
引用元: UNITED CINEMAS ウェブサイト ( http://www.unitedcinemas.jp/dining_cinema/ )

上映時間と入場時間

普通の映画の感覚で、上映スケジュールにある時刻の10分前くらいから入場できるのかと思って行ったら、上映スケジュールの時刻から入場できるということでした。その時刻から入場して、上映開始は30分後から予告編なしで始まります。その入場から上映開始までの30分の間に料理やドリンクをオーダーします。

席の雰囲気

カジュアルシートは映画館の席の前に食事用のテーブルが備え付けてある感じでした。

ラグジュアリーシートは、リクライニングシートでフットレストも上がってくるようになっています。ちょっと全日空のプレミアムシートみたいな感じ。席には、スリッパとひざ掛けの毛布も用意してありました。

席に着けば、横は仕切りがありますし、前方は高低差が設けてあって、他のお客さんが視界に入らないので、普通の映画館とは違い、すごくプライベートな空間という感じがしてリラックスできます。

デートでいちゃつくのにも良いかもしれませんね。

オーダーとサーブ

席のテーブルにメニューとオーダーを書く伝票があります。その伝票の注文する品の欄に注文数を書き込んで、ピンポンを押すとスタッフがやってきます。注文の金額が手持ちの飲食券の額を超えた場合は、その場で現金で支払います。

メニューの値段設定は500円、750円、1,000円と、飲食券の額に収めやすい金額になっています。だいたい、フードとドリンクを1つずつ頼むと1,500円くらいになります。

料理の提供時間が結構かかるなという感じがしました。私の注文が最後のほうだったので、その時点でオーダーが集中していて時間がかかったのかもしれませんが。15分から20分くらいかかっていたでしょうか。

料理とドリンク

ビールは瓶ビールでした。

料理は、本格的なレストランのように美味しくはないかもしれませんが、想像よりもちゃちくなくて、普通に美味しかったです。

ラストオーダー

上映終了30分前がラストオーダーです。ラストオーダーの確認は特にないので、本格的に飲み食いする方はお気をつけて。

客の出入り口は左側、スタッフの出入り口は右側

上映中もオーダーできるので、席によっては上映中にスタッフの方が前を横切ることも普通にあります。スタッフはスクリーン向かって右側の扉から出入りするので、席はスクリーン向かって左側に陣取ると、横切られることはなくなるかもしれません。ただ、自分が呼んだことで、他の人の前を横切らせてしまうということはありますね。

どちらの席がストレスが少ないかは、飛行機で窓側と通路側、どちらが好きかと似ているかもしれません。ちなみに、私は窓側だと隣の人に気を遣ってトイレに立てないタイプなので、通路側を好みます。

上映中の雰囲気

上映中は少し照明が落ちるだけで、真っ暗にはなりません。飲み食いしながらが前提なので、静かに音を立てないようにしなければいけないというプレッシャーがありません。若干、食器の音とかもしながら、会話もコソコソしながら映画鑑賞ができる雰囲気です。

照明が点いていて、特にラグジュアリーシートの場合、仕切りがちゃんとあるので、スマホの光もそれほど気にせずに、音だけ鳴らさないように注意すれば、映画鑑賞中もスマホを触ることができると思います。

映画館で本格的な飲食ができる以上の価値があるかも


「プレミアム・ダイニング・シネマ」は、単純に映画館で料理やアルコールが出てくるだけで、今までの映画鑑賞の延長線上のものと思って期待していませんでしたが、予想外に良かったです。

例えるなら、ホームシアターとレストランでのパブリックビューを足して割ったような感じでしょうか。

映画の妨げになることをしてはいけないというプレッシャーが普通の映画館より少なく、リラックスして映画鑑賞ができる感じがしました。

そこでの発見は、「笑いやすい」ということです。
食事を取りながら、コソコソ喋りながら鑑賞できる雰囲気は、普通の映画館よりもリアクションが取りやすいです。そういった意味では、静かにしなくちゃいけない映画館よりも、映画鑑賞を楽しめるかもしれません。

今回見たのは、『二ツ星の料理人』という世界一のレストランを目指して、美味しそうな料理が沢山出てくる映画でした。

そんな映画を見ながら、周囲では料理の良い香りがし、食器の音がしていると、その映画の世界に入り込んでいるかのような気にもなります。シートが動き、風が出たりミストが出たりする4DXの映画も東京の「シネマサンシャイン平和島」で体験したことがありますが、それよりも、よっぽど4Dって感じがしました。

食の映画を見てお腹が空くという経験があるかと思いますが、そのお腹が空くような映画を見ながら飲食ができるので、普通にレストランで料理と向き合って食べるよりも、より美味しく感じられるという効果もあったかもしれません。

本格的な食事が映画館で楽しめるサービスは、この「プレミアム・ダイニング・シネマ」が日本初ということです。

こうした映画館、これから増えていく予感です。